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用法用量を守って正しくお使いください

風邪を引いた。

 

さっきから咳が止まらないのだ。

 

なので、そういう時は風邪薬という人類の叡智を使うことにより、5日間ほどの時間が経過していく中で病原菌を弱体化させ、完治を目指す。

 

風邪というのは仮病の場合を除き、早く治したいと思うものだ。

 

早く治すためには、病原菌を早く弱体化する必要がある。早く治すためには沢山風邪薬を飲めば治る。

 

この道理であればガブガブ★おくすり★イッキ卍で錠剤を500錠くらい飲めば1錠飲んだ時と比べて500倍完治のスピードが上がる。

 

ものの数分で病原菌は他の追随を許さず、完膚なきまでにボコボコのボコである。

 

しかし、薬箱にはよくこのような一文が明記されている。

 

 

 

「15歳以上は1日2錠」「用法用量を守って正しくお使いください」

 

 

 

この縛りは、いったいなんだ。なんなんだ...

 

この一文。言外に「正しくお使いになられない場合、どうなっても知りません」的な意味が込められてる気がしてならないのだ。

 

待ってくれ。こんな矮小な、直径1センチにも満たないアリンコサイズの物体に、どれだけの魔力がこもっているというんだ...!

 

15歳という女性であっても体調150㎝は超える体躯を持つ哺乳類を相手に、たった1センチの錠剤が体内に潜む病原菌を残らず殲滅できるとでもいうのか...!

 

そもそも用法用量とは。なんだ。

 

薬を飲むときには、独自のローカルルールがあるというのか!?!?

 

そんなもの、知らないぞ。進研ゼミで習ってない。よもやおぬし、進研ゼミでやってない知識をワレに要求しようとしているのか!?!?

 

というか、500錠じゃだめなのか?

 

まさかとは思うが、500倍治りが早い代わりに、500倍の副作用があるというのか?

 

ひょっとしてあれか?インペルダウンでマゼランの毒にやられたあとのルフィに対してイワンコフ(オカマ)が打ったホルモンのようなものなのか?風邪薬を500錠飲んだら10年寿命が縮まるとでもいうのか?たかが風邪薬だぞ!?そんなに恐ろしいのか!お前は!

 

 

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ああ、あとこれもいいたかった。

 

ドラゴンボールに出てくる、そう…

 

 

 

仙豆!お前だ!!

 

 

 

1粒飲んだだけで体力全快っておかしくねえか!?

 

地球に生えてる植物だろ?あれ?

 

これがナメック星に生えてたらわかるよ。ナルホド、仙豆には超常現象的な力が働いてるんだナっていう風に納得もする。

 

ところがどっこい。100%地球製ときたもんだ。地球に栽培されてる植物でヤバい植物は大麻以外にねェし、そんなもの、進研ゼミでやってねェ。

 

しかも、Wikipedia先生に聞いたところ、片腕がちぎれても治せるらしいじゃねえか!

 

トマトどころの騒ぎじゃねえ。医者の顔が真っ青になるよ!失業的な意味で

 

あと、Wikipedia先生も論じてなかったけど、仙豆の副作用ってなんだ?千切れた腕が治るって意味が分からない性能の錠剤がノーリスクなわけがない。

 

回復しすぎて、新陳代謝が活性化し、細胞分裂しまくって寿命が50年縮まるくらいじゃないと道理が合わない。だって、腕って普通生えてこねえもん

 

 

えっと、なんだっけ?

 

 

ああ、つまり、副作用があるから「用法用量を守って正しくお使いください」ってことだな。そういうことだ。

 

 

 

相手を一番傷つけるのに適した迷惑メールは『不採用通知のメール』説

これは間違いない。

 

就活時のあの陰鬱とした、自らの自信を根本から破壊されるあの思い出が蘇るのだ。

 

 

 

就職活動とは、自己分析という人生の栄光から黒歴史まで全てを出し切る行為により自身の内面を調べ尽くし、

 

企業研究で企業の内情がどうなっていてそれがどれだけ自らの嗜好とマッチングしているかについて調べまくり、

 

それらの研究成果について面接会場にて面接官に余すところなく発表する場である。

 

そこでは、自らが社会にとっていかに必要な人間かを一方的に発表する。例えば、

 

「私は学生団体Awuosの副会長で…」

 

カンボジアに井戸をつくって…」

 

数学オリンピックで優勝して…」

 

という何の実感も湧かない就活ネタ作り用のフワフワした経験をでっち上げ、面接官に対し「こいつは取っておかないとマズイ!」という気にさせるのだ。

 

そして、その魂の全力投球をぶっ放した数日後に1通のメールがやってくるのである

 

『先日の選考について』

 

この字面が「存在の拒絶を表す文字列」であることはもはや議論の余地がなく、

 

就活という場では、この自己のアイデンティティを完全否定されるという非情で無慈悲な爆撃を幾度となく受け、内定という栄光のビクトリーロードを掴み取っていくのだ

 

 

 

しかし、幾度となく『存在の拒絶』を受けた就活生は、ある日ポキっと心を折られる時がある

 

そりゃあそうだ。面接の場で自分という要素を細切れにし、発表しているにもかかわらず、『存在の拒絶』をされるというのは20余年の人生のすべてを否定された気分になるのだ。

 

企業は就活生の忖度のため「今回はたまたまうちにご縁のない人間だった」「あなた自体は魅力的な人間だ」と銘打っているが、

 

さすがに20数年も生きていれば、それが嘘、虚構の部類であることは察するところであり、言葉の裏は

 

『お前は社会において必要のない人間だ。』

 

『でていけ、お前は弊社にふさわしくない』

 

『テメェはいらねェんだYO!!』

 

という意図があることは容易に想像がつく。

 

 

 

これを20社、30社と積み重ねてみよう。

 

クラスで鈍感王といじられ、うんこがケツについたままでも気にしない人間であっても気付くだろう。

 

『あれ、俺って社会で必要とされない欠陥人間なのでは?』

 

そう、積み重なった存在否定の言葉は、就活生の心に傷をつけ、取り返しのつかない心の病として生涯それを背負うことになる。

 

体のいいリンチ、いじめ。それを合法的に行うことができるのが、『不採用通知のメール』であり、それはきっと迷惑メールで送られてきたとしても相手を一番傷つけるのに適したメールだろう。