【現代アート】裂けるチーズでアートを創れ!第一回さき王選手権
どうも、がいがー(@amagaigar)です。
皆さんは間食、好きですか?
そう、夜とかに食べると太るやつです。
ちなみにボクは昔から食べても太らないパーフェクトボディなのでいくら間食をしようと大丈夫です。
これはインスタとかでもよくある「あ~またデブ活やっちゃった~><」とか自虐しながらも、内実「デブ活してても体型を維持できてる私。どう?可愛いでしょ?」といった内容を含んだアピールをし、他人との比較によって愉悦感を得ようとしている女子と同じような発言をしているように見えますが、気のせいだと思って先に進んでください。
そんなパーフェクトボディが間食を探しているとこんなものが売っていました。
これは裂けるチーズのオマージュ品なのですが、問題はそこではありません。
パッケージ下に記載されている、この個性豊かな仲間たちです。
タコさき、ネギさき、バナナさき。様々なさきたちがこのパッケージの下部を彩っています。
そこでボクは思いました。
俺もさき作りてぇ!!!!
ボクはこのキャラクターの可愛さと、パッケージから感じるそこはかとないシュールさに瞬間ノックアウト!
無意識のうちに、裂けるチーズ(オマージュ)を手に取りレジに向かっていました。こういうシュールなパッケージにボクは弱いのです。
機関の陰謀にまんまと引っかかったところで試しに2つ作ってみました。それではやっていきましょう。
~作品その1 聖母~
七咲(ななさき)です。これはボクの大好きな恋愛シミュレーションゲーム、アマガミの中に登場するキャラクターで、2次元のキャラクターの中でも質が高いと言われているアマガミのキャラクターの中でも断トツ1位に君臨する聖母の名前です。覚えて帰ってください。
そんな聖母が今回は可愛いチーズになって登場!お値段は7731円!さあ!買った買った!
~作品その2 居酒屋~
そんなこんなで今は午後の9時。アルコールジャンキーなボクはお酒が飲みたくて仕方がありません。
お酒を飲みたいのですが、おつまみがありません。そんな時にお勧めなのがこちら!
さきいかです!ボクはさきいかが大の好物。キンキンに冷えたビールと一緒に一杯ひっかけちゃいましょう!
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とまあこんな感じです。ななさき、さきいかとボクもさきの思惑にまんまとハマり、さきラーになってしまいました。
そんなさきラーのサスペンス作品をダイジェストでお送りします。それではご覧ください。
~作品その3 さきちゃん殺人事件~
昨夜未明、上崎沙希さんが遺体で発見された。死因は不明。外傷はなし。服は白のワンピースで清楚な格好だったらしい。われわれ三重警察2課の田中と鈴木は早速調査に乗り込んだ。
田中「上崎沙希さん。将来有望な科学者だったそうだ。非常に残念な死であった。」
鈴木「まさか、あの鈴鹿サーキットの近くで亡くなるとは。お父さんレーサーだったんだってな」
田中「ほんと、報われないよなぁ」
沙希さんは28歳。性格は温和で優しく、困っている人を見過ごせない性格だ。大学院を卒業後研究機関に所属。そこで発表した論文がネイチャー誌に乗り一躍時の人に。将来を約束した彼氏もいたらしく、結婚は3か月後に行う予定だったらしい。
田中「さて、調査を始めますかね…っとあれ?」
鈴木「どうした?田中」
田中「地面がコンクリートなのに、沙希さん素足だ。」
鈴木「ああ本当だ。靴はどうしたんだ?」
田中「あ、あんな遠くにハイヒールが!」
鈴木「…これは何者かに襲われたな?」
田中「ええ!?」
鈴木「何者かの殺気を感じ逃走。途中で靴が脱げたというのが妥当だろう。」
殺気
田中「そうなると犯人の特定を急がなければなりませんね。不審者の目撃情報とかはあるんですか?」
鈴木「不審者というと、昨日は低く地獄のような声を発した黒髪の女性が殺害現場の周辺を這いつくばっていたそうだ。」
田中「それは心霊現象じゃないですか!ある意味不審者ですけど!」
鈴木「そうだな。そういったものを除けば特に目立った人はいなかったみたいだが。」
田中「そもそもどうして外傷がないんですか?人を殺すとして加害者は目立った場所で人を殺すでしょうか?」
鈴木「そうなると…おい田中、沙希さんの身体に注射跡はなかったか?」
田中「…どういうことですか?」
鈴木「外傷がないということは、注射でウイルスを打ち込まれたというのもあるかもしれん」
田中「細菌(さいきん)兵器ですか?」
細菌兵器
鈴木「そのあたりは司法解剖をして確かめなければならん。今我々ができることをしよう。こういう事件にはダイイングメッセージはつきものだ。そんなものはないか?」
田中「探してみます!」
我々は事件現場の痕跡を探すことになった。沙希さんの遺品からハイヒールの位置、そこから亡くなった場所までの距離、そこまでの痕跡。それらを捜索中、田中はある痕跡に気づいた。
田中「あ!!」
鈴木「ど、どうした田中!?」
田中「こんなところに文字が」
田中「沙希さんはサラ金で31万円滞納していたそうです。それで悪い人に襲われたんですよ!沙希さんの携帯の受信メールには ”早急(さっきゅう)に支払を要求する" と読めるメールも残されています!」
※ASAP:As Soon As Possibleの略語で「できるだけ早く」という意味合いのスラング
鈴木「確かにASAPと書いてあるな。でも田中、知ってるか?借金の取り立ては脅迫まがいなことをするとチャラになるんだ」
田中「そうなんですか?」
鈴木「だからサラ金業者に襲われるということはないはずだ。そういう話はサラ金業者側の信用にかかわる」
田中「ん~、そうなるとどうして亡くなったのかわからないですよ」
調査は難航した。外傷もなく目立った痕跡もない。仕方なく沙希さんの遺品を整理しているときに田中はあることに気づく。
田中「あれ?これ、サーターアンダギーですよね?」
鈴木「ああそうだ。」
沙希さんが持っているカバンの中にはサーターアンダギーがあった。恐らく彼氏に持っていくところだったのだろう。メールにも彼氏に持っていくといった内容が記載されていた。
田中「沙希さん、料理もできるんですね。ボクもそんな彼女が欲しいですよ」
鈴木「別れて3年だっけか。そろそろ彼女作らないと結婚できないぞ?」
田中「わかってますって。…沙希さん、どうやら道でサーターアンダギーを食べてたみたいですね。口にサーターアンダギーの粉がくっついてます」
鈴木「確かに…ん?」
そこで鈴木は違和感を感じた。ひょっとして、ひょっとすると…!
鈴木「田中、今すぐ内科の人に沙希さんの遺体を見てもらえ!原因が分かるかもしれない!」
田中「分かりました!病院に掛け合ってみます!」
沙希さんの遺体は現在病院に安置されている。その遺体を内科の先生に診てもらうことになった。そして、事件は急展開をみせた。
プルルルル…プルルルル
田中「はいもしもし!」
内科の先生「田中さんですね?原因が分かりました。落ち着いて聞いてください。」
田中「はい。」
内科の先生「上崎沙希さん死亡の原因は、サーターアンダギーを喉に詰まらせたことによる窒息死です。」
田中「…はい?」
内科の先生「もう一度言います。上崎沙希さん死亡の原因は、サーターアンダギーを喉に詰まらせたことによる窒息死です。」
田中「どういうことですか?」
内科の先生「上崎沙希さんの気管支から、サーターアンダギーが発見されました。おなかが空いていたのでしょう。恐らく道で歩いている途中にサーターアンダギーを食べたのです。そこで、上崎沙希さんはサーターアンダギーを喉に詰まらせ死亡した。恐らく沙希さんは道端でのたうち回り、呼吸困難になって死んでいったと予想されます」
田中「ということは、低く地獄のような声を発した黒髪の女性が殺害現場の周辺を這いつくばっていた人って…」
内科の先生「そう、上崎沙希さんです。窒息しているときに苦しいので地獄のような声を発していたのでしょう。傍からみて白いワンピースを着用し低く地獄のような声を発した黒髪の女性は幽霊です。目撃者は心霊現象として見て怖くて逃げたのでしょう。」
田中「じゃあアイフルのダイイングメッセージは?」
内科の先生「特に関係なかったみたいですね。別日に別の人が書いたいたずらでしょう。その人も滞納していたんでしょう。残念なことです。」
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上崎沙希さん殺害事件。何者かの殺害、細菌兵器、サラ金業者の脅迫など様々な憶測が立てられた。
しかし、蓋を開けて見れば、原因は沙希さんがサーターアンダギーを食べた結果、サーターアンダギーをのどに詰まらせ死亡したというつまらぬ結果となった。
将来有望な科学者がサーターアンダギーをのどに詰まらせ死亡したという情報は瞬く間にネットの海に流され、将来有望な科学者の伝説の死に方()として後世に渡りネタにされ続けましたとさ。めでたしめでたし
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