プリキュアが変身する度異常に髪が伸びるのは、プリキュアがゴン=フリークスだから
プリキュアシリーズ。
ボクがプリキュアを見ていたのは小学校3年生の時、初代プリキュアと呼ばれる2人組が3部作くらいやってた期間で、どや顔で記事にする割にはあまりよく知らない。
知っていることといえば、次の3つ
①変な手鏡を空にかざすと仮面ライダーのように変身でき、垢ぬけてない田舎のJKが、上京して東京の味を知ったキャバ嬢みたいな姿になること。
②闘いの手段は主に肉弾戦で、時には全長10mはあるであろう王蟲のような化け物に対して、レールガンや爆撃艦載機といった近代兵器を一切使わず、一般的な未成年女性の筋力を持つであろうJC数人がパンチとキックだけで敵を圧倒すること。
③最後には、ゴレンジャーよろしく、力を合わせた不思議なビームで敵を焼却処分すること
くらいだ。不思議なビームがあるなら最初からそれでいいじゃんって思うけど、それは裏でテレ東に尺稼ぎを指示されているからなのだろう。知らないけど。
まとめると、こうだ。
手鏡をかざすと見た目が変わり、肉弾戦で10mはあるであろう地球外生命体を階級差をものともせずボコボコにし、最後は力を合わせた巨大ビーム砲で敵を消滅させる。それも、その辺にいるであろうごく普通のJC,JKが。
おかしい。
JC,JKどころか、室伏広治やマイクタイソンを引っ張ってきても全長10mはある化け物に対して肉弾戦で勝つことはできない。それほどまでに、階級差というものは時に残酷な様相を見せる。
そもそもそういった敵はエヴァンゲリオンとかウルトラマンとかが倒すタイプの敵だ。SFだとしてもレールガンや爆撃艦載機といった近代兵器を使わなければ勝てないタイプのやつ
フィクションだったとして「ただ不思議な力を手に入れました。」というだけで敵を圧倒できるのであれば俺だって不思議な力が欲しい。そして、社会の仕組み、支配構造を抜本的に変えてやるんだ。力で。
そういうことで俺は長年その力の在処について知りたかった。
Twitterのタイムラインを見てるとたまにプリキュアについてのツイートが流れてくる。ボクがフォローする人間の6割は自分の趣味であるアマガミかガオガイガーに縁のある人なので、自然と他のアニメの情報がTLに流れてくることがある。そこで、プリキュアの変身前と変身後の画像が上がってきた。
これをみて気づいてしまった。
髪が、伸びている!?
そう。変身前に垢ぬけてない田舎のJCが、変身すると上京して東京の味を知ったキャバ嬢みたいな形態になる。そして、俺の記憶が正しければ、変身を解除すると髪は縮み、元の垢ぬけてない田舎のJCみたいな格好になる。
ひょっとしてこれは、「制約と誓約」で「ありったけ」を込めているからなのではないか?
「制約と誓約」「ありったけ」とは、ハンターハンターというジャンプの漫画に登場する主人公ゴン=フリークス(12歳)が仇敵、ネフェルピトーを倒す際に出てくるワードだ。
制約と誓約
制約(ルール)を決めて「遵守する」と心に誓う。その制約が厳しい程、使う技は爆発的な威力を発揮する。 だが誓約を破れば反動で念能力*1そのものを失う危険が伴う。
能力の使用・発動にあたり条件を規定・制限し(制約)、その制約を守ることを強く誓う(誓約)。そしてそのときの「覚悟」の大きさにより念能力を向上させることができる。 ただしこれは使用条件や汎用性をあえて限定的・犠牲にする諸刃の剣でもある。
また制約と誓約を破った際に受ける罰(ペナルティ)を設定、あるいは自ら危険度(リスク)を高めることでさらに能力を強化する者も存在する。(ハンターハンターズムーン)
*1 ドラゴンボールでいう気みたいなもの
簡潔にまとめると、「副作用のあるドーピング」である。
ゴンは劇中で「自身の念能力と命」を代償として誓約を交わし、実力的には5階級くらい格上のネフェルピトーを殺せる年齢まで(ありったけ)自身の身体と力を引き上げることにより、一方的にそれを虐殺した。
在りし日のゴン
プリキュアの変身システムもひょっとするとこれと同じシステムなのではないだろうか?
変身することでJCが階級差のある王蟲をいたぶっていたからだ。
そういうことで、今回は「プリキュア == ゴン=フリークス」説というのを比較検証で確かめていこうと思う。
比較検証
1,髪
まずプリキュアを見てみよう。
ご覧の通り、プリキュアは変身すると髪が伸びる。もちろん、これは育毛剤を使ってるからなどではない。無論、アッコさんも登場しない。
続いて、ゴンさんを見てみよう。
ネフェルピトーを殺せるくらいの年齢まで自身の身体と力を引き上げることにより、その間散髪されてない髪が伸びきっています。この髪の毛を使って黒のアウターをこしらえたいと思ったのは俺だけではないはず。
これらより髪の毛に関して、ゴンとプリキュアには相関性があることがわかる。
2,年齢
見た目JCのプリキュアは変身すると、上京して東京の味を知ったキャバ嬢みたいな格好になる。 それがこちら
黄色の後者に関してはもはや母性すら感じる。なんという人妻。熱を逃がさないヒートテックで裸体を軽くボイルし、細やかな汗の粒子が表面に付着した芳醇な香りのする豊満なおっぱいを顔全体で召し上がりたい。
それでは、ゴンさんの変身前と変身後を見てみよう。
貫禄は既に百戦錬磨の兵。ほとばしるオーラは老練の柔術家。
ゴン=フリークスは実際に年齢が上がっているが、プリキュアもプリキュアでJCが人妻になっているので、変身前と変身後で大体平均10歳程度年齢が変化していると推察できる。
このことから年齢においても、プリキュアとゴン=フリークスには強い相関性があることが分かる。
3,階級差をものともしない圧倒的な ”力”
まずはプリキュアから
身体的階級差
続いて、ゴンさん。
実力的階級差
プリキュアは身体的階級差、ゴンさんは実力的階級差のある相手に対し、ノーガードのワンサイドゲームを仕掛けている。なんというフィジカル。なんという暴力。
これだけ相関性があれば、プリキュアがゴン=フリークスであることに何の疑いもないだろう。QED~証明終了~
ただ1つ、問題が発生する。
ハンターハンターの劇中で、自身の念能力と命を代償として誓約を交わすことで、ネフェルピトーを殺せる年齢まで自身の身体と力を引き上げたゴンは、戦闘終了後死にそうになっている。
自身の念能力と命を対価に圧倒的なまでの力を引き出す契約をした以上、それもやむない。
しかし、「プリキュア == ゴン=フリークス」が証明されているのであれば、
プリキュアが戦闘終了後、髪が元の長さに縮んだピチピチJCに戻り、ピンピン生きながらえているのは証明と矛盾しているのではないか?と伏線回収厨は言うだろう。俺のことだ。
今回は、それについての1つの仮説を説明をして終わろうと思う。
4,Past and Future
プリキュアの世界線は、「制約と誓約」を完全にコントロールし手鏡にその力を抑えることに成功したハンターハンターの遥か未来の世界線である。
これが俺の提案する仮説だ。
キメラアントを倒したゴンの功績は、圧倒的に強い地球外生命体の繁殖を事前に阻止したのと同義。最近の話だと、日本に侵入したヒアリの進行・繁殖を事前に阻止したことと同義であり、ハンター協会から高い評価を得たに違いない。しかし、同時に人間1人を廃人にする制約と誓約の恐ろしさも知った。
そこで、ハンター協会が念能力の研究所を創設。制約と誓約をコントロールできるようになれば、人を廃人にせずにすむし、今後現れる侵略者から街を守ることができるからだ。
そうして、長い年月が経ち、制約と誓約の力を手鏡をかざすだけでお手軽☆ノーリスクで使えるようになる技術が開発され、プリキュアの世界線にNA☆RU。そういうわけだ。やっつけにしては筋が通っている。
そんな感じで
プリキュアの世界線は「制約と誓約」を完全にコントロールし、手鏡にその力を抑えることに成功したハンターハンターの遥か未来の世界線である。
は証明されているのではなかろうか?
これで大体3000字だって。毎回熱が入っちゃうので、少し肩の力を抜きながら頑張りマンボ! それでは!